ちゃっかり脱出してるパイロット
着艦時ってワイヤー切れた場合に備えて
エンジン全開にするって聞いた気がしたけど違ったのかな？

全く引っかからなかったら出来たかもしれないけど。

艦上機パイロット合格率は１／２０００という。
間断なく完璧判断が求められるのがよく分かる。

射出シートがパイロット生命を断つ確率、ってのは低減されたんでしょうか。
脚を損ねた競走馬ではないけれど、
「死なないだけマシなのか死んだ方がマシなのか」
・・・ってな映画のネタみたいなお話は、まぁ置いといて。

軍用機機パイロットになれるのがそもそも少ないのに、その中で選りすぐられた者が艦上機戦闘機パイロットとなるとそれはもう飛行機だけに雲の上の世界になるのかなと。
画像は６００ｍ滑走路を着陸直前で捉えたものです。
空母の場合３〜４番索に引っかかるように落とすということだから、米海軍がいうコントロールクラッシュというのは間違った表現ではないように思えます。
複座タンデムは前後ろ後ろ前の順ですが、先日現役自衛隊パイロット（Ｆ−４ファントム）に聞いたところ脱出は完了まで０．５秒とのこと。
カーテン引いて動作開始、前席風防→後席風防→後席射出→前席射出まで０．５ですからバンッと一瞬ですね。
カーテン引いてから風防射出迄の時間に頭部胴体足を座席に縛り付けるのです。
少しでも確率を高くと改善を重ねているのでしょうが、空戦時など時速９００ｋｍに放り出されて助かるかどうかは信心の域を超えていますよ。
助かる手段というか道筋を造ってあるということですかと聞いたら黙っていましたが、お世話になりたくはない装置ですね。

>エンジン全開にするって聞いた気がしたけど
引っ掛からない場合に備えて・・・らしい。
なので引っ掛かった瞬間、スラストを戻すので
ワイヤが切れると、落ちてしまう結果に。

>エンジン全開にするって聞いた気がしたけど
空母の場合は落とす（失速制御）じゃないですかね。
でないとＢＬＣが無いからワイヤに引っかからない。
ただあのワイヤーは結構な代物だと思いますよ、１００億円を相手にするのですから。
http://www.crane-service.jp/theothers.html
http://www.tesac-wirerope.co.jp/product/use/index.html