七十年代くらいの作品だろうか・・・凛として別嬪さんだね。
こうやって古びてしまうからマネキンはリースが主流だけど、
買い取りも無いわけじゃないし、だから生き残ったんだろうね。
惚れてしまって、欲しくなっても、まず他にないのも確か。
・・・っていうかこの個体じゃないとダメだったのかもね。

で、貴重なのは確かだけど、コンディション、酷いよね。
メーカーに頼めば綺麗にしてくれるんだけど、顔が変わっちゃう。
長年、店に立ってもらって愛着が湧いてしまえば、
こんなふうに経年変化でメイクが割れてしまっても、
他の人形になってしまうようで修理に出せなかったり・・・

当の彼女は、といえば・・・
こんな状態でも惚れてくれた犯人に付いて行きたかったかもしれないし、
長年愛着をもって置いてくれたお店から離れるなどあり得ないことなのかもしれないし・・・